10年以上我が家でがんばってくれていた炊飯器が、先日とうとう寿命を迎えました。
そこで、このたび新たに「大同電鍋」を購入しました。
大同電鍋は最近日本でも話題になっていますね。
今回は台湾の万能調理器「大同電鍋」についてご紹介します。
「大同電鍋」って何?
台湾では“一家に一台”の必需品 大同電鍋(ダードン デングォー)は、外鍋と内鍋の間に水を入れ、蒸気の力で調理します。スイッチはON(加熱)とOFF(保温)だけ!のシンプルな操作。
一人暮らしを始めるとき、結婚するとき、単身赴任や海外生活を始めるときにも持参する、定番の調理器具です。台湾のコンビニににも必ず置いてあり、茶葉蛋(煮卵)が山盛りに売られています。
私は「大は小を兼ねる」し、「一生モノ」ということで、10人分・Lサイズを購入しました。大きさは、思っていたより大きくありませんでした。日本の炊飯器より少しだけ大きい感じです。
カラーはパールホワイト(珍珠白)。
トレードマークの大同寶寶(ダードンバオバオ)もゴールドのシルエットでシックな感じです。私は勝手に「大同坊や」と呼んでいます。(ヤン坊、マー坊みたい)
本体、内釜、ふたはどれもステンレス製です。他に、計量カップ、しゃもじもついています。
おまけでお米もついていました。
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外ふたをふちに引っ掛けて固定できるので、狭いキッチンでも置き場所に困りません。
ふたを支える金具は左右どちらの取手にもセットできます。
・操作は「煮飯」(加熱ON)と「保温」(OFF)の2種類だけ
・コンセントの差し込み口が真横についている
・コンセント差し込み口の形も日本と同じ
・電圧は台湾が110v、日本が100vとほぼ同じなので問題なく使える
水も何も入れずにフタをしスイッチを入れ、カチッと上がるまで加熱して保護膜と汚れを取ります。
冷めたら、ぬらした布で拭きましょう。
メリット
・スイッチポンしたら、あとはほったらかしでいい
・タイマーもセットしなくていい
・火加減の必要も無し!
・焦げ付かない
・出来上がった料理を器ごと入れて保温しておける
・調理後の余熱を利用して、冷凍食材の解凍ができる
・哺乳瓶やこどもの食器の蒸気消毒ができる
外窯に入れる水は、短時間なら1杯、長めに煮込むときは2杯と、慣れてくればだいたい目安が分かるので、最近は適当に入れています。
ガスだと火を消し忘れたら大変ですが、電鍋は、外窯に入れた水が全部蒸発して無くなると保温モードになるので、焦げたりする心配もありません。
その間に安心して効率よく他の家事をすることができるので、時短になります。
出来上がった料理を器ごと入れて保温しておけるので、帰りの遅い家族にもさっと出してあげられます。
他にも、調理後の余熱を利用して、次の日に使う冷凍食材の解凍をしたり、哺乳瓶などを蒸気消毒する、といった使い方もできます。
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カレーは材料を全部入れてスイッチポンでOKなので超簡単!残ったら内窯ごと冷蔵庫で保存できます。
デメリット
・やけどに注意!
・ふたを開けるときは、取っ手が熱くなるのでふきんやミトンを使う
・湯気でやけどしないように、すぐにのぞき込まない
特に小さいお子さんのいるご家庭では、手の届くところに置かないように気をつけてください。
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おすすめのサイズは?
大同電鍋は、壊れにくく長く使えるので、よっぽどスペースに問題がない限り、10人分・Lサイズがおすすめです。
日本の炊飯器と並べて置くと、少しだけ大きい感じです。
こちらが10人分・Lサイズ パールホワイトの仕様です。
型番 | TAC-10L-DW |
分量 | 10人分 |
最大炊飯量 | 1.8kg(生米) |
電効率 | 700W |
保温電効率 | 40W |
電圧 | 110V |
電源コード | 固定式 |
本体 | 外鍋、內鍋、外鍋蓋 |
付属品 | 內鍋蓋、蒸し皿、計量カップ、しゃもじ |
サイズ | 縦29.5cmx横34.8cmx高さ26.5cm |
重量 | 2.8kg |
產地 | 台湾 |
どこで買う?値段はいくら?
私は台湾のネットショッピングサイト「露天拍賣」で購入しました。
価格はセール期間中で3,000元(日本円約10,800円)が→2,690元(日本円約9,700円)でした。(2020年5月時点)
日本で買う場合はこちらからどうぞ。アクアブルーやローズピンクが可愛いです。
旅行で台湾に来られる方はこちらの店舗で購入できます。 (地図上で店舗が探せます)
まとめ
いかがでしたか?
今回は炊飯器としてごはんを炊いてみましたが、アイデア次第で色々な料理ができそうです。
皆さんもぜひ一緒に、大同電鍋料理にトライしてみませんか?