みなさんは目にしたことがあるでしょうか?
そう、電鍋からアツアツの食材を取り出すときに使う、あのカチカチつかむ器具です。
「蒸し物用トング」や「皿つかみ」、「蒸し皿ホルダー」などと呼ばれていますが、どれも電鍋で蒸したものをつかんで取り出すときに使います。
台湾では大同電鍋とセットで一家に一つはおいてある「蒸し物用トング」。
蒸気で熱々になったお椀やお皿をしっかりつかんで取り出せるので、とっても便利です。
本来はお椀やお皿をつかんで取り出すものですが、私は肉まんやパンなどを取り出すときにも、サッと挟んで使っています。
やけどの心配がなくなるのでとってもおすすめです。
では、大同電鍋を使うときの必需品、「蒸し物用トング」についてご紹介していきます。
カチカチつかむ道具の正式名称
台湾では主に「電鍋夾」(ㄉㄧㄢˋ ㄍㄨㄛ ㄐㄧㄚ ˊ)と呼ばれています。
夾=つかむ、はさむという意味なので、日本語に訳すと「電鍋つかみ」になりますね。
日本では「蒸し物用トング」や「皿つかみ」、「蒸し皿ホルダー」と複数の名称で呼ばれています。
特徴
180度開くので稼働域が広く、大きめの器にも対応できます。
商品によって違ってきますが、大体が高さ:約20センチ、幅:約8センチ、ステンレス製です。
重さは約80グラムで、初めて持ったときの感想は、「とても軽い!」でした。
閉じるとぺたんこに。狭いキッチンでもコンパクトに収納できます。
我が家ではサッと取れるよう、フックにかけています。
そして重要なのが、このつかむ部分!
使いやすさのポイントが、このなみなみです!
このなみなみがあると、器をしっかりホールドしてくれます。
この部分がまっすぐになっていると使いにくいので、蒸し物トングを選ぶときに必ずチェックしてくださいね!
こちらの蒸し物トングはしっかりなみなみがついているのでおすすめです👍
使い方
器の底部分を蒸し物トングのなみなみの部分に載せて取り出したり
お椀の底部のでっぱりと上部のふちで固定して取り出したり
シリコン素材のボウルも、シリコン自体は熱くなくても電鍋の下から熱い蒸気が出てくるので、蒸し物トングつかんで取り出します。
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我が家で一番重いうどん用のどんぶり。
これに食材がたっぷり入っていても、しっかりつかんで持ち上げてくれます。
この他、茶わん蒸しを作るときや、哺乳瓶の消毒、手作りジャム用の瓶を煮沸する際にも重宝します。
小さい食器や、肉まん、蒸しパンの場合は、普段つかいのトングでもOKですね。
電鍋にギリギリ入るサイズの食器はつかめない
電鍋には問題なく入るお皿でも、電鍋の壁との間に十分なスペースが無いと、蒸し物トングでつかんで取り出すことができません。
セットする際に、十分な隙間ができるかどうか確認しておきましょう。
最後に
電鍋ライフをもっと快適・便利にしてくれる、蒸し物用トング。ぜひキッチンに迎えて、その便利さを確かめてくださいね。
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