今回は、台湾の夏の風物詩で屋台でもお馴染み、夏の定番デザート、「愛玉子ゼリー」の作り方をご紹介します。
台湾の定番デザート、レモン味のさっぱりしたゼリーをつくるよ
愛玉が無かったら、紅茶ゼリーで代用しても美味しくできるわよ
愛玉とは
愛玉は台湾固有の植物。
読み方は、台湾華語で「アイユィ」、日本語で「アイギョクシ」、台湾語では愛玉ゼリーのことを「オーギョーチ」といいます。
上の写真の茶色のものが、愛玉子の果実を裏返して、乾燥させた状態のものです。外側に見えるツブツブは種子です。
ペクチンが豊富
・血糖値の上昇を抑える
・便秘・下痢を解消する
・疲労回復
愛玉のペクチン含有量は約5.71%! 果物の中でもペクチンの豊富なみかんは約3%ですから、はるかに上回っていますね。
マーケットや屋台でゼリー状態で売られている愛玉子。
自宅用に、大きいひとかたまりを購入する場合、手づかみで袋に入れられることも(泣)。
今回は衛生面を考えて、おうちで作ってみました。
使用したのは、愛玉「風味」ゼリー。 ゼラチンが原料です。
スーパー「カルフール」で購入しました。
(本来は、愛玉の種からゼリーを作ります。今回は手軽に味わえる市販のゼリーで代用しました。)
黄色い袋はキンカンシロップですが、くせがあるので、使用していません。
材料
・レモン2個 (皮をよく洗い、1個はしぼり、もう1個は皮ごと食べやすい大きさに切る)
・果糖(はちみつや砂糖でもOK)
・たっぷりの氷
作り方
レモン汁を入れます。
できあがり! レモンもそのまま食べちゃいます。
愛玉には元々味がほとんどないので、甘さ控えめでのどごしもなめらかです。
暑い夏にぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。
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