九份の隣の猫村で、100匹のにゃんことゴロゴロしよう!

くまお
台湾の猫村って知ってる?
 
くまこ
猫が100匹以上もいるって聞いたわ

九份の隣にある猴硐(ホウトン)。CNN”世界6大猫スポット”に選ばれ、ナショナルジオグラフィックでも紹介されました。

この猫村、村のあちこちでのびのびとしている猫と触れ合える、猫にも猫好きにも天国のようなスポットなんです。
私も猫を2匹飼う、猫好きです。それでは一緒に行ってみましょう!

猴硐(ホウトン)猫村の成り立ち

猴硐には炭鉱があり、昔からねずみを駆除するために猫を飼っていました。それが増え続け、いたるところに野放しにされていました。

2009年頃から、猫を愛する写真家”猫婦人”がボランティアと共に、さびれた住宅街の環境整備、野良猫の医療や避妊、捨て猫問題に取り組んできました。さらに観光局と協力し、現在、台湾国内だけでなく、世界各地から猫好きが訪れる観光スポットとなったのです。

猫村散策コース

猫村は、台湾鉄道「猴硐」駅下車すぐ。
台北駅から約40~50分で着きます。
「猴硐」の改札では、猫の写真付きのチケット(プラットホーム入場券)が6元で買えます。
駅の構内にある地図。線路の奥の山側が猫村、手前の川と橋があるのが炭鉱側です。
駅構内に着くと、ちょうど二匹のオス猫が、なわばり争いのケンカで走り回っていました。期待が高まります(興奮)。
駅構内から、「新猫橋」を渡って、猫村へ向かいます。
この橋、世界で唯一の人猫共用の橋といわれています。ねこのごはん台が数か所設置されていました。看板には、「猫専用。台を壊さないでね。他のエサを入れないでね。エサを持って帰らないでね」とあります。

出会ったネコたち

「新猫橋」を渡ったら、小さい集落が。向かって右側に進むと民家が多く、左側にはカフェや雑貨屋さんが多く並んでいます。
ちょうどお昼寝の時間だったようで、みんなウトウトしていました。
こちらもひなたぼっこ中。
こちらはお散歩中。
左側の坂を進むとカフェが並ぶ通りが。
こちら「217咖啡館」でコーヒータイム。オーナーであるご主人がとても親切に接客してくださいました。2匹の看板ねこちゃん達は、どうやらごはん待ちのようでした。
外に出て、再び猫パトロール。
こんなところや
こんなところに。
屋根の上にも。
寝てる…
散歩したり
撫でられに来たり。
この子猫は今回出会った中で一番小さい子でした。自分から駆け寄ってきて、抱っこして!とよじ登ってきました。
ほのぼの中。
撫でられ中。
エサをあげられます。

なめ猫

何故か日本のなめ猫が。実はなめ猫が日本で流行っていた同時期、台湾でも大流行していたそうです。私、あの時、カンペンケース持ってました。…私の台湾人夫も持っていたそうです。私、免許証持ってました。…夫も持っていたそうです。私、ハンカチ持ってました。…夫も…

駅前エリア

先ほどの「新猫橋」を戻り、駅の正面へ出ました。
駅前には小さい食堂が並んでいます。鶏肉を春巻きで巻いたものや、麺類など、どれも安いのでここでランチタイム。
渋いヤツが「寄ってけよ」というので、豆花屋さんへ立ち寄りました。
台湾定番スイーツ、豆花+かき氷です。シンプルで美味しい。
駅前広場でも猫たちと触れ合えます。
ぐにゃりとすごいポーズで寝ています。
巨大な木の上からこちらを見下ろしています。
カフェテラスのお客さんの足もとにもいました。
体格がいいですね。
しっぽがピーンとしてご機嫌のようです。
おもしろいポスターがありました。
猫がなでられると気持ちのいいところ(個体差有り)
顔回り ◎
しっぽのつけ根上部分 ◎
上半身 まぁいいよ
前足,しっぽ 普通
下半身 触るな
後ろ足 絶対触るな
おなか ×××(怒)

犬はどこを触られても気持ちいいようです(笑)

猫村ルールを守ってね

村のすべての猫は予防注射を接種済みです。病気のチェックもこまめにされているとのことです。以下のルールを守って優しく接してくださいね。

  • 大きい声を出さないこと。
  • 触られるのが嫌いな子もいます。そっとしてあげましょう。
  • カフェのある通りなど、餌あげ禁止のエリアがあります。小さい看板があるのですぐわかります。
  • 餌あげOKの場所では缶詰やチュールなどが買えます。
  • 個人宅の敷地内に入らないように気を付けましょう。
  • 犬は入村できません。おうちでお留守番してもらいましょう。
  • 小さいお子さんも触れ合えます。
  • 食事の前には手洗い、消毒をしましょう。

猴硐炭鉱でトロッコに乗ろう

台湾には昔、300以上の炭鉱がありました。猴硐炭鉱は1935年から1990年まで操業され、台湾一の採掘量を誇っていました。当時の炭鉱内は気温40度、ガス爆発や火災の恐れもあり、大変な重労働だったようです。

駅の正面、ビジターセンターの隣りに
資料館「猴硐煤礦博物園區」があります。誰でも自由に参観できます。
(トイレ有り◎)
「瑞三運煤橋」を渡ります。以前はこの橋を使い、炭を運んでいたそうです。
とても眺めがいいです。
実際に使われていた100年前のトロッコに乗って、小さいトンネルをくぐり、炭鉱の作業場まで行けます。
体験コーナーでは、炭を運ぶ機械を実際に操縦したり、電動ドリルで石を砕いたりすることができますよ。

アクセス

いかがでしたか?
猴硐(ホウトン)猫村。猫好きの方には絶対一度は訪れてほしいおすすめスポットです。
何匹出会ったか数えるのも楽しいかもしれません。猫たちとのゆっくりした時間を楽しんでくださいね。
 
【ねこ村】
住所:新北市瑞芳區光復里柴寮路70號
交通:台鉄「猴硐」駅下車すぐ。
所要時間:台北駅から約40~50分
 
開園時間:9:00~18:00
チケット:大人150元 こども120元

猫婦人の著書はこちらです。

 

欲しい!に出会える
にこにこ台湾のROOM

台湾の素敵なモノ、電鍋グッズ、可愛い雑貨、買ってよかったモノを紹介しています。
ぜひ遊びに来てくださいね🥰

「にこにこ台湾」の最新情報をチェックしよう!