こどもの抜けた歯どうする? 木製の乳歯ケースを購入してみた【レビュー】

 
くま子
こどもの乳歯が抜けたんだけど、どうしようかしら…

捨てるのももったいないし。取っておいてもすぐに無くしそう。

 
 
くまお
乳歯ケースに入れて、思い出と一緒に保管するのがおすすめだよ

最近は乳歯ケースを使うご家庭が増えてきましたね。
我が家もこども二人に木製の乳歯ケースを用意しました。
今回は実際に使ってみた感想をレビューします。

我が家が購入したのはこのタイプ

木製カメラ型

小学2年生の娘が選んだのは、可愛いカメラ型。

レンズ部分を覗くと万華鏡のように見えます。

シャッターボタンの部分も実際に押せるので、写真撮影ごっこをして遊ぶことも。

中はこんな感じ。

上下に歯を入れる穴が開いています。ここに付属の綿を入れて、歯を乗せます。

他に、小瓶が二つ入っています。
このビンには、赤ちゃんのときの髪の毛を入れたりするようですが、我が家は子供たちが大きくなってから購入したので、髪の毛は入れていません(それにちょっとコワい)。

小瓶はなくてもいいかなと思いましたが、自由に好きなものを入れることにしています。

木製写真立て付き

小学6年生の息子が選んだのはシンプルな写真立てタイプ。

まだ写真をセットしていないので、ガラス部分はカバーがかかったままです。

中の構造はカメラ型とほぼ同じですね。

中には小さいドライバーが入っています。
写真立ての裏側の部分をネジで開け閉めするために使います。
ビンに入れておけば、写真を入れ替える際も紛失しにくいので安心です。

息子は体格がいいので、小学6年生になってから抜けた大きい奥歯が穴に入るか心配でしたが、余裕で入りました。
(息子は面倒くさがりなので、クッションとなる綿は入れていませんが、綿を入れても歯は余裕で入ります)

乳歯ケースを使って実感した4つのメリット

① 成長記念になる

親にとっては、こどもの成長記念として、思い出を残すことができます。

時々こどもと一緒にケースの中を見るのも楽しいですよ。

② コレクションが一本ずつ増えていくのが楽しい

こどもたちは、毎回乳歯が抜けるごとにケースの穴が埋まっていくのが嬉しいようです。

自分の歯のコレクションが増えていくのが楽しみになり、ごはんをしっかり食べ、牛乳を飲むようになりました。

普段から「たくさん食べると大きくなれるよ」「牛乳を飲むと強い歯がはえてくるよ」と声かけをしています。

③ 歯磨きを丁寧にするようになる

むし歯治療をした乳歯が抜けたときは、歯が黒くなっている様子を見てびっくりしたようで、まじまじと観察していました。

実際に目にすることで、「もうむし歯になりたくない」と思ったようです。

最近は歯磨きをするときに、自分で口を大きく開けて鏡で歯の状態をチェックするようになりました。

④ こどもの自己肯定感が高まる

私が乳歯ケースを購入して一番実感しているメリットが【こどもの自己肯定感が高まる】ことです。

自己肯定感とは「自分のことを好き」「自分を大切にしている」「生まれてきてよかった」と思える感情のことです。

多田玲子、蛎崎奈津子、石井トク
論文‘’親との関係と自尊感情、自己肯定感との関連”より


乳歯ケースを買ってから、子どもたちが「私・僕は前はとても小さかったのに、今はこんなに大きくなった!すごいよね」とよく話しかけてきます。

子どもたちが「自分は愛されている」と自分の存在を肯定することができているんだと感じています。

このように感じることはとても重要なことで、成長して大人になってからも、自分のことを大切にできるようになるそうです。

デメリット

開け閉めの際に、歯が落ちやすい

子どもたちが本体を縦にした状態でふたをパカッと開け、保管していた歯がバラバラと落ちてしまったことがあります。

そうすると、「あれ?この歯はどの歯だっけ…?」「…たぶんここかな…」と元の位置に戻すのが大変です。

開け閉めの際は、本体を寝かせた状態で開けるようにしましょう。

保存方法は?

消毒

抜けた乳歯には血や汚れがついています。そのままの状態で保管すると、臭いや変色、カビが生える原因に。
煮沸消毒かオキシドールを使って消毒しましょう。

煮沸消毒

煮沸消毒の場合は、清潔な小鍋に熱湯を沸かし、約5分煮ます。
消毒済みの清潔なトング等で取り出します。

オキシドール

薬局で手に入るオキシドールを使う場合は、小さい容器にオキシドールを入れ、10時間程つけ置きします。
取り出したら、清潔な歯ブラシを使い流水で汚れを落とします。

しっかり乾燥させる

消毒が終わったら、しっかり乾かしてからケースに保管しましょう。

水分が残ったままだと、カビが生える原因になります。

プラスチック製と木製、どちらが良い?

乳歯ケースの素材にも色々ありますが、プラスチック製と木製が主流です。

プラスチック製

◎軽くてコンパクト
◎価格が安い

プラスチック製は省スペースで気軽に保管したい人におすすめです。

木製

◎木の温もりがある
△プラスチックに比べてサイズが大きい

木製は成長記念として大切に保存したい人におすすめです。

日本より湿度が高い台湾に住む私が選んだのは…

木の温もりを感じられる、木製乳歯ケースです。

1年以上使用していますが、乳歯をしっかり消毒洗浄してから保管するので、カビは生えてきません。
リビングの棚に飾っています。

最後に

たかが歯、されど歯。結論としては、メリットがたくさんあって「買って良かった!」です。

皆さんもぜひ自分のお気に入りの乳歯ケースを見つけてくださいね!

 

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